バレエダンサー 西島千博 Vol.1

西島千博はバレエを高尚なものとして留まらせておくものではなく、

より多くの人に親しみやすいものにしようと活動を続けるバレエダンサーである。

他ジャンルとバレエのコラボレーションの舞台プロデュース、テレビやモデルとして
幅広く活動する一方、クラシックバレエダンサーとしてのベースをしっかりと守り続ける彼にフランス留学での体験、バレエへの向き合い方、他ジャンルに及ぶ活動について話を聞いた。

バレエを始めたきっかけ


祖母が開いたバレエ教室で三歳から母の指導のもとバレエを始めました。
三世代でバレエを踊っているので舞踏家の血が流れているというか
物心つく前から踊ることがごく自然なことでした。踊っていると自分らしくいられるというか自然体でいられる部分があったと思います。
バレエが自分の中で決して特別なものではない環境でしたね。
バレエに限らず、音楽や美術などの芸術全てがそもそも特別な存在ではなかったように思います。
僕も子供の時から日常的に美術館に出かけることはそこまで多くありませんでしたが、
例えば芸術のトップクラスのもの、モナリザが日本で公開される時なんかは家族で観に行ってましたね。
そういう意味では子供のときから芸術に対する意識を高められる機会、本物に出会うチャンスを有効に使っていたと思います。

(AIVA Vol.3 保存版より転用)

次回、Vol.2フランスに憧れ、十八歳での渡米

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